フッ素でむし歯予防!!
みなさんのお子さんは定期的にフッ素を塗られていますか?
今は歯みがき粉などにもフッ素が含まれているものもあり、使われている方も多いと思います。
フッ素の働きとして
1、耐酸性、結晶性の向上
フッ素が歯に作用すると、歯質はフルオロアパタイトという非常に安定した結晶構造を持つようになり、歯質は強化され酸に強い虫歯になりにくい歯になります。
2、抗菌、抗酸素作用
虫歯菌(歯垢)の出す酵素によって酸が作られる過程をブロックしたり、フッ素自身抗菌作用を示します。
3、再石灰化の促進
唾液中のカルシウムやリン酸を歯にくっつけてくれます。この作用により、初期の虫歯は治ることがあります。
歯を強くする視点から考えると乳歯や萌出中、直後の永久歯は非常に弱く虫歯になりやすいので、この時期にフッ素を応用することは特に有効と考えます。
フッ素の応用方法
1、フッ素塗布(歯科医院で行う応用法)
2、フッ素洗口(家庭で行う応用法)
3、フッ素入り歯磨剤の使用(家庭で行う応用法)
以上のように、フッ素には歯を強くする作用がありますが、フッ素だけでは完全な虫歯予防はできません。
日々の歯磨きの重要性と甘いものをだらだら食べないようにすることも忘れないようにしてください。
門前仲町髙木歯科では3~4か月ごとのお子さんへの定期的フッ素塗布をお勧めしています。
親御さんからお子さまへ、虫歯のない歯をプレゼントするのはいかがでしょうか。
投稿日:2020年1月21日